introspection

取り留めのない考えごとを忘れないための内省的日記

女の子

たまーに心がエグいくらい綺麗な女の子や、容姿がエグいくらい素敵な女の子がいるね。綺麗とか素敵っていうのは少し表現が足りなくて、そういう人に接すると、言うなれば神に触れたように幸せな気持ちになるんだよ。なぜか男にはそういう感情を抱いたことはないね。

でも、この子も俺や皆と同じ人間なんだよなあと思うと、とっても悲しくなるんだな。心がどんなに綺麗な女の子でも、彼氏より好きな男が出来れば浮気をするかもしれないし、極限まで飢えれば人だって殺しちゃうんだろう。容姿がどんなに素敵な女の子も、いずれはおばあさんになり、灰になっちまう。

ポケモンの美しさを保つために生きたまま彼らを氷漬けにした人物がサンムーンに登場したけど、そんなことをする人の気持ちが分からなくもない。無粋なことだとは知りつつも、いずれ醜くなってしまうのは分かってるわけだから、どうにかして美しい現在の形を切り取って保存したくなってしまう。これは別に女の子に限らず、家族や友人や視覚的な風景、あとは自分自身にも同じことが言える。けれども人間を氷漬けにすることは出来ないから、せめてそれを美しいと感じた時のことを思い出せるように文章を書いたり、写真をとったりするようになったのかもしれない。

かわいい女の子、同じ人間なのは分かってるんだけど、人の悪口なんて言わないんだろうとか、うんこなんてしないんだろうとか、変な期待をしてしまいがちだなあ。